子供もわかる!”水がお家に届くまで”


冒頭からすみません!

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みなさん。"水"と言えば何が頭に浮かびますか?

海や川、プールに温泉など外に出掛けたときに目にする物ですか?

それともシャワーやお風呂、手を洗う洗面台にトイレ。お家の中でもお水が連想できるものはたくさんありますよね。


これからお話するのは、なぜ水が大事なのか。どうやってお家の中に水が届くのか。気にしないと普段考えないことを今回は一緒に勉強しましょう。

大人も子供もわかりやすいように説明するので、是非最後まで読んでいただければと思います。


なぜ人にとって水が大事なのか。


「ちゃんと水分を摂りなさい。」

よく耳にする言葉だと思います。その通りなんです!

人は水分が無いと生きていけない体のつくりになってるんです。

体の何%が水でできてると思いますか?


正解は、、60%です!


そんなにも水が含まれているなんてびっくりですよね。

その60%の水たちが私たちの体を支えてくれているんです。


例えば、熱が38.0℃出てしまったとします。

でも大体の熱が2~3日で下がっていきます。なぜでしょう。

熱が出たときに寝ているとものすごい汗をかくことがあります。あれは体内から熱を逃すために汗が出るんです。

汗が出るのも体の中の水のおかげ、熱を下げてくれるのも水のおかげです。

熱を調整してくれる機能があるからこそ、熱中症などにならないよう水分を取らなきゃいけないのです。


他の機能も紹介しましょう。

骨と骨をつなぐ関節。その関節が痛いと感じることがあると思います。もしかしたらそれは体の水不足が原因かもしれません。

水は関節を潤して痛みを軽減したり、動きを良くしたりする働きも持っているのです。


このように体のあらゆる部分で”水”の働きが大事になっているんですね。


そんな体にとって大事な水も日本では水道の蛇口をひねれば飲める水が出てきます。

ここまで綺麗な水が蛇口から出てくる日本は水の綺麗さ、安全性共に世界でもトップレベルと言われています。


では、こんなにも綺麗な水が出てくるまでにどのような工程があってどのような人がどれぐらい関わっているんでしょうか。


綺麗な水ができるまで。


夏になると涼しそうでいきたくなる川や湖。🏞

普段私たちが遊びに行くような川や湖、地下水がお家まで届くような流れになっています。

でもどうやって自然の水が安全で美味しい水に変化していくのでしょうか。

見ていきましょう。

簡単な図を貼ってみました。

まず川や湖、地下水を採取します。ここが水道水の安全性を保つのにかなり重要なところになってきます。水が綺麗かを確認(水質調査)する厳しい審査があります。

ここで採取される水を原水と呼びます。


川や湖、地下水から浄水場へ


次に行く先は浄水場です。ここが水を綺麗にする全てと言っても過言ではありません。


簡単に浄水場の仕事を4つに分けて説明します。


1.前処理

前処理とは、先ほど説明した原水の汚れを無くす(除去する)工程です。

さまざまな方法を使って汚れをなくしていきます。


まずは沈殿(汚れを沈めて綺麗な水と汚れを分ける)という方法です。

一番代表的なのが”凝集沈殿”。凝集剤で汚れをまとめて汚れを沈めるやり方です。

次に浮上。沈めるとは反対に汚れを浮かせるんですね。

もう一つが吸着。文字の通り汚れをくっつけて吸い取る感じです。


このような方法を使って、原水に含まれている泥、砂、藻類(海草)、細菌、ウイルスなどをなくしていくんですね。

ここでほとんどの汚れが落ちます。すごい技術です🧐


でも細かい汚れはどうするんでしょう?

いい着眼点です!次の工程に移りましょう🏃


2.ろ過

ろ過は小学校の理科の授業でやりますよね。

大人になった時自分でコーヒーをドリップする方もいると思います。あの工程も一つのろ過です。

水の場合は前処理でほとんど綺麗になった水をさらに綺麗にするため、ろ紙やろ過砂などを使います。

そこで細かい汚れや不純物(いらないもの)を取り除き、より綺麗な水にしていきます。


砂とか泥が取れるのはわかるけど、ウイルスとか細菌みたいな目に見えないものはどうするの?

そんな疑問が浮かびますよね。ここが重要です!

次の工程に移りましょう。


3.消毒

最近のコロナウイルスの影響で昔よりもさらに街中で聞くようになりましたね。消毒は人にとっても水にとっても大事なことです。

水の細菌やウイルスを取り除くには、塩素.オゾン.紫外線などが使われます。


塩素はよく聞く消毒方法ですね。みなさんがよく行くプールなどと一緒です。


オゾンはなかなか聞かない消毒方法ですね。

簡単に説明すると、オゾンというのは酸化力の強い気体です。その強い酸化力で水の中の細かい細菌などを分解します。

オゾンは分解した後はただの酸素に戻るので安全と言われています。


紫外線は夏になると日焼け止めなどで防いだりしますよね。紫外線は体にとってかなり強い反応を出してしまうからです。

ウイルスや細菌たちにとっても一緒です。紫外線には弱いのです。

99.9%が紫外線で死滅(いなくなる)と言われています。

紫外線のメリットは薬品消毒と違って体に害が少ないことが挙げられています。


このように三種の消毒方法を主に細かいウイルスたちをなくしているんです。

この過程があり水を安全に飲むことができているんですね!

ではどうやって綺麗にした水を運ぶのでしょうか。


4.配水

お家で蛇口をひねると水が出る。商業施設のトイレや手洗いでも水が出る。

みんな大好きディズニーランドでも水が出ますよね!

当たり前に使っている水ですが、そこまでにはたくさんの人が関わって水を運んでくれているんです。


浄水場からお家や工場、商業施設などに行くまではたくさんの水道管が通っています。

道路に水道管を作る人たちやお家などにつながる水道管を作る人。お家の中のお水を通す人。これだけでもたくさんの人が関わります。


これらのたくさんの工程を経て、やっと安全で美味しい水が飲めたり使えたりするようになるんです!


最後のお家の中に水を通す仕事をメインにしているのが、私たちセプテムです

最後の安全に水を届ける仕事に責任と誇りを持って働いています!


ここまでたくさんのことを書きましたが、頭のほんの片隅に置いて水を飲むといつもよりも少し美味しく感じたりするかもしれません🙌

少しでもみなさんが安全に美味しく水を飲めたり、不便なく使ってもらえることが私たちにとって一番の嬉しいことです!


今回の話がちょっとでも勉強になったり、ふと疑問に思った時の参考になればと思います👂









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