なぜ水回りにはカビが発生するのか

6月はイベントごとが少なく祝日もないので、何かネタがないかな〜と思い、検索で見ていると「時候の挨拶」を皆さん結構調べていました。

私ももの凄い苦手なものなので勉強しつつ、冒頭の豆知識として書いていきますね!!

「時候の挨拶」とは、挨拶状で最初に書く季節や天候を表す言葉を用いた文章のことを指します。四季の文化がある日本人ならではの文章で季節感が重要になります。


例えば、6月で言えば「衣替えの季節になりました」や「山々の緑も、雨に打たれて色濃くなりました」や「長雨に紫陽花の花も濡れています」などがあります。

6月は梅雨に入り雨が続く季節なので、それに合わせた緑の美しさや紫陽花を使った文章を活用します。


7月であれば、「連日厳しい暑さが続いています」や「海山が恋しい季節になりました」や「蝉の声が聞こえる季節となり」などがあります。

やはり夏の暑さや海や蝉など夏を感じる言葉を組み込んだ文章になっています。


現代はLINEなどのSNSで仕事の連絡やプライベートのやり取りもできてしまうので、こういった季語を使うことが中々ない為、難しく感じてしまいます。

私自身も正直全く分かりませんでした。ですが、食事会の提案などで使うようになり、日本特有の素敵な文化だなと実感しましたね😭

自分で考えて書くことは難しいですが、調べながら書いてみるとこんな言葉もあるのかとたくさんの発見がありますよ!!


SNSが発達した時代だからこそ、手紙に季語を使って書いて送るのもかなりオシャレかもしれませんね😊



では今回の本題に入りましょう!

やけにお風呂場とか洗面所ってカビが生えやすいと思いませんか?

コーキングされたゴムの部分が黒くなってしまったり、お風呂場の床が少し黒ずんできたり。。

綺麗にしておきたい部分なのに汚く見えてしまうのは嫌ですよね〜。😓

今回のテーマは「なぜ水回りにはカビが発生するのか」です!

皆さんのお悩みの原因を知ると共にその解消方法も一緒に学んでいきましょう👍

夏前にピカピカな水回りを!!!


カビが発生する原因

水回りに発生するカビは、きのこと同じ菌類の一種です。

普段は目に見えない大きさのカビ菌が空気中のあらゆる場所に漂っていますが、壁や床などについて繁殖すると目にみえる大きさまで成長します。

カビは温度と湿度、栄養となる有機物、酸素の条件が整った環境であればどんな場所でも繁殖します。

ちなみにカビは温度5~45℃、湿度75%以上を好み、温度25~28℃が最も繁殖しやすい環境となります。

浴室は湿度も高く温度もあり、入浴時に落ちた垢や皮脂がカビの栄養分になるため、家の中では最も繁殖しやすい場所になります。



代表的なカビ


・黒カビ

空気中に最も多く漂っているのがこの黒カビ。浴室や洗面所、窓のサッシなどの湿気がこもりやすいジメッとした場所を好んで繁殖します。

病原体はないとされるものの、吸い込むとアレルギーや喘息の原因になります。

アルコールなどの消毒剤に弱く、比較的除菌しやすいのが特徴です。


・緑カビ

緑カビは日本の木造住宅でよく目にするカビです。

普段は土に多く存在していて、住宅建材や畳の裏などによく発生します。

また毒性を持っているため、多く吸い込んでしまうと下痢や腹痛、小児喘息を引き起こす可能性がある為、駆除する必要があります。


・青カビ

これは食品に発生するものがメインなので割愛します。

ブルーチーズも青カビですね。


・白カビ

ふわふわと毛羽だった様子の「白カビ」は、ホコリと見間違えることが多くあります。

革製品の表面や木製の壁や床を好むので、下駄箱の靴や革ジャン、締め切った玄関収納や押し入れの奥の方などに発生しやすいです。


・赤カビ

こちらも食品に多く見られるので割愛します。

強い毒性を持っています。


・黄カビ

黄カビは珍しいカビで乾燥した場所を好みます。

曇ったガラスやカメラレンズ、金属のサビ、カビ臭のする本などには黄カビがいることがあります。



今回のテーマの水回りのカビは主に黒カビです。

黒カビはどう除去していくのがいいんでしょうか。場所別にみていきましょう!


・キッチン

キッチンは三角コーナーや排水口のゴミ受け、スポンジラックやふきんなどに増殖しやすいです。

掃除の時はカビが発生した部分とその周辺に、塩素系のカビ取り洗剤を吹きかけます。

カビ取り洗剤でなくキッチンの塩素漂白剤でも可能です。

洗剤を吹きかけてから5分ほど置いておき、その後スポンジなどでこすります。

シンクの繋ぎ目などの細かい場所は使い終わった歯ブラシを使うとやりやすいですよ!

シンクを掃除したらキッチンペーパーなどで拭き取り乾かします。乾いた後にアルコール除菌をかけておくと除菌効果が長持ちしていいですよ😊

目にみえるカビがなくても週1回この掃除をしておけばカビ予防の対策にもなります。


・浴室

浴室の窓やドアの枠、風呂蓋などにあるゴムパッキンは非常に黒カビが繁殖しやすい場所です。

さらにゴム素材はカビの根が奥まで入り込みやすく、塩素系のカビ取り剤でカビ菌は除去できても、黒ずみは落としにくく残りやすいです。

カビを繁殖させない予防対策をするのが1番効果的です。


入浴後は壁全体をシャワーで流し、カビの栄養の素になるシャンプーや皮脂などの汚れを落としましょう。

さらにスクイージーを使って壁の水を切っておくことも大切です。

風呂蓋にもカビを繁殖させないためにこまめに陰干しで乾燥させておくことが大切です。


・トイレ

トイレは便器と床との接合部や、便器のふち裏はカビが繁殖しやすい場所です。

塩素系漂白剤をトイレットペーパーやキッチンペーパーに染み込ませ、湿布のようにしてカビ部分に貼り付けておきましょう。

湿布のようにすればカビ取り剤が流れ落ちずに、有効成分がカビの奥まで届きやすくなります。

貼ってから5分ほど経ったら剥がし、そのまま湿布で汚れを拭き取ります。トイレには流さずカビ菌を撒き散らさないように袋に入れて口を縛り、燃えるゴミとして捨てましょう!🗑️


・洗面所

洗面台の排水口とオーバーフロー、蛇口の周りはカビが発生しやすい場所です。

洗面所の近くには洗濯機置き場と浴室があり、温度と室温が高くなりがちなため、カビが好む環境が整っています。


洗面台の排水口もキッチンの排水口同様、梅雨などの時期には2日に1回ほどは塩素系カビ取り剤を吹き付けて5分ほど放置し、水で洗い流しておきましょう!

洗面ボウルを掃除したら、水気をしっかりと拭いておきます。その際も雑巾やタオルでなくキッチンペーパーを使い、使い捨てにしましょう。🗑️



これが場所別のカビの除去方法ですね!

もっと細かくすればたくさんあるんですが、だいぶまとめて簡潔に書かせてもらいました!気になる方はYouTubeなどで検索してみてください🙌

カビは見栄えも悪いですし、人体に決していいものではないので、出来るだけ除去することも大切ですし、何よりも予防しておくことで発生を防ぐことが大切です🙂

アーカイブ

人気記事