井戸の話

冒頭からすみません!

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皆さんは不確定なことは信じるタイプですか。

例えば占い・神様・心霊など数多く存在します。

これらは確定的な要素はなく写真や言い伝え、占いに関しては占い師の言うことを信じるって言うこと。

もちろんなにも悪いことじゃありません。

私も占いは比較的信じるタイプで、ニュースの占い程度ですがみたりします(笑)


心霊系は苦手ですが、都市伝説みたいなのは好きです。

不確定なものは不思議とワクワクするし、興味が沸きます。

都市伝説といえば、フリーメイソンだったり宇宙人の話だったり、ピラミッドの話もあれば最近は人工知能まで。

かなりたくさんの都市伝説が出回ってます。

これは間違いなくYouTubeの動画や某テレビ番組のおかげですね🤣



日本はかなり占い大国だと思うんです。

星座占い・手相占い・タロット占い・血液型占い・星占い・姓名占い・六星占術や水晶占いも🔮

これ上げたのは全てではないのでかなりの数がありますよね。

そして占いのお店はいつも混んでるイメージです。


それだけ日本では占いを信じる方が多いんですね。

私も今度直接占い師の方に占ってもらおうと思います😤


なんでこの話が出たかといえば、今日は井戸の話。井戸には昔から神様がいるとされてます。

そんなところも深掘りしながら井戸についてお話ししていきますね!



まずは井戸祓いについて。

井戸のお祓いってなにって感じですよね。

井戸の神様に挨拶と感謝を伝えるものです。🪭

井戸は古くより神聖なものとして扱われてきました。

水は命の源であり、不浄や罪・ケガレを清める力があると考えられてます。💧🤝


井戸祓いは、井戸を埋めるときと掘るときのそれぞれで行われるお祓いです。

現代ではあまり井戸を掘る方はいないので基本的には埋めることが多いかと思います。


ではまずは神様以外にも井戸祓いをする理由となるものをお話しします。

しっかりと現実的な理由が一つ。

「作業を行う大工さんや職人さんへの配慮」です。

井戸の解体や掘削も含めた土木や建築の仕事には大怪我をするリスクがあります。

最悪は命を落としかねません。こんな不運は予測できないため注意していても起こりうる事です。


このような悲劇が起きないように「工事の依頼主も祈ってる」と言う気持ちを示すための井戸祓いでもあるんですね。

つまり重要なのはお祓いの効力以上に依頼主さんが職人さんの無事を祈る気持ちでお祓いをすることなんですね🙌


他には近隣の方や田畑がある場合の井戸祓いは近隣の方への配慮としてとても重要になります。


掘る時には井戸の神様への挨拶。埋める時には井戸の神様への感謝とされてます。

では井戸祓いの順序を話していきます。



井戸を解体する際にはまず息抜きという作業があります。

息抜きとは井戸の底から外にパイプを通す作業です。

これをやることによって井戸の空気が外に出ていきます。


この息抜きの目的は「内部で発生するガスを逃す」「井戸の神様が息をできるようにする」この二つです。

またも一つの理由としては「そこに井戸があったことがわかる」ということです。


この三つの理由が主に息抜きをする理由になります。



次は魂抜きです。

これがお祓いの本番です。魂抜きとは「井戸の中にいる神様の魂を外に導く」というものです。

これが終われば井戸祓いは完了したことになります。



では井戸祓いの料金や服装、所要時間について話していきますね!


料金

井戸祓いの相場価格は3万円ほどと言われています。

この金額はあくまで目安なので、神社や井戸の設置場所によっても変わってきます。

極端な話になりますが、その井戸で事故や事件があることがわかっていれば料金が高くなることもあります。

交通費などで変動はあると思います!


服装

井戸祓いでの服装は普段着で問題ないです。

もちろんわざわざ派手な格好をする必要はなく、一般的に落ち着いた普段着で大丈夫です。

普段着の理由は神社などのお祓いは神聖な場所とされているので服装には気を使わなければいけません。

ですが井戸は身近な場所とされているため普段着でいいと言われています。


所要時間

井戸祓いにかかる時間はおよそ20分ほどです。

所要時間に関しては井戸祓いをしてくれる方によって変わりますのであくまでも目安にしていただければと思います。

お祓いは神様との対話です。長ければいいわけでも短ければいいわけでもありません。

適度な長さがいいかと思います。



この3点を押さえてあとは準備するものなどですね。

そちらも紹介していきます💫


井戸祓いで必要なもの

・お供物

・戸主の氏名

・祭壇スペースの確保

この三つです。

これらについて詳しく話して行きます。


まずはお供物から。

お供えものはお米・お酒・塩・水などが必要です。

詳細は神社や神職によって異なるのでそちらは個人で確認して下さい。


・お米:白米5号ほど。無洗米でOK。必ず新米を供える


・お酒:日本酒で4号から~1升程度でOK。


・お塩:粗塩20g~50g程度。通常の食塩は基本的にはNG。


・お水:水道水・ミネラルウォーター・天然水のいずれもOK。


・その他:自家栽培の野菜などがあれば合わせて供えるもよし


ここに出したのはあくまでも一例になります。

詳細は必ず依頼する神社などに問い合わせて下さい。その神社の種類に合わせたお供物を用意しましょう。


次に戸主の名前。

井戸祓いではほとんど個人の情報は必要ありません。

なぜなら井戸祓いは個人のお祓いとは違い、井戸をお祓いするものなので戸主(建物の所有者)の名前さえあればOKです。

立会人も本人ではなくご家族の方でも構いません。


最後に祭壇スペースの確保。

井戸祓いでは建築現場の地鎮式のように、祭壇を設ける場合が多いです。

そのため、祭壇を設けるスペースとして「約2M四方」程度の空間が必要になります。

2畳より少し広い程度の大きさですね。



ここまでの話が井戸祓いの主な部分です。


そこで質問が生まれます。井戸祓いって強制なのか。

答えは強制ではありません。

ですがどうしてもやりたくない理由がある時以外はやりましょう。

経済的に厳しいなどがあれば仕方ありませんが、先ほども話したように神様だけでなく、その井戸の工事をしてくれる方々のためでもあるので出来れば井戸祓いはしましょう。


井戸祓いを自分で行うことも問題はありませんが、近隣の方や工事の方への配慮というところで神社にお願いをするようにしましょう。


昔から伝えられている井戸祓いをやることは後世に素敵な文化を残すことにも繋がります。

いい伝統は未来に繋げる。これが今を生きる私たちがやらなければいけない事の一つだと私は思います。


実家が井戸だった方などは井戸祓いの方法などを詳しく調べておくと良いかもしれませんね!

中々知識が無い中でやるのは難しいかもしれませんが、近くの神社に相談してみるのが一番いいと思いますよ!


今回は井戸についての話でした〜。