日本の食料と水の関係性

皆さん夜に星を見るのは好きですか??💫

星が綺麗に見える季節といえば冬。そのイメージありますよね。

確かに冬の方が空気が透き通って綺麗に見えるんですが、流れ星を見るなら今のシーズンが最高なんです!

5月から8月は非常に流れ星が見やすいシーズンと言われています。

先日、私自身が九十里に星を見に行った際に流れ星を3.4回見ることができました⭐️

実は流れ星って地球に降り注ぐのは1日2兆個って言われています。凄くないですか?(笑)

そう考えるとふと空を見上げた時に見えてもなんらおかしくないですよね。

地球に降り注ぐ流れ星を全人類でシェアした場合、一人当たり約300個の流れ星を割り当てることが出来ます。

1日に300回もチャンスがあるのかもしれないと思うと、不思議と夜には空を見たくなっているんではないでしょうか🧐


流れ星の正体は宇宙空間に漂う直径数ミリから数センチのチリの粒です。そんな小さいチリがあんなに綺麗に映るのが驚きですよね。

チリの粒自体が発光しているわけではなく、猛スピードで地球の大気に飛び込んで、大気との摩擦によって光を放つ現象を私たちは流れ星としてみているんです!


周りが暗い山奥などへ夏になって行くと、星が綺麗なのはもちろんのこと流れ星も1時間空を見ていれば4~5個ぐらいは当たり前に見えると思います。

もしかすると同時にたくさんの流れ星が見れる流星群に出会えるかもしれません。私も一度は流星群を見てみたいものです🤔



今年の夏は山奥へ星を見に旅行なんていうのもオシャレでいいかもしれませんね🗻💫

流れ星を見て3回願い事をすればいいことがあるかも、、。?😊



そして今回の本題ですが、日本の食料と水の関係性についてです。

皆さんは日本の食料自給率を知っていますか?

38%です。これは世界的に見ても決していい方ではなくむしろ悪い方です。

戦後日本の食料自給率は88%と高水準を叩き出していました。

それが緩やかに下がり始め今では38%で毎年ほぼ横ばいです。


海外を見てみると、フランス約120%、アメリカ約130%、オーストラリア約224%、カナダ約264%とかなり高い水準で食料を自国で賄えています。

ではなぜ日本の食料自給率はこんなにも下がってしまったのでしょうか。この背景には日本人の食生活の変化にあります。


日本の主食といえば米。ですが国が豊かになって行くにつれ欧米の食生活を取り入れ、今では主食にパンを食べるご家庭も多いんではないでしょうか🍞

またお肉もそうですよね。輸入のお肉が大半を占めています。🍖


日本の米のみに絞った食料自給率はほぼ100%に近いものになりますが、パンは小麦です。17%ほどに自給率は落ちてしまいます。



これを調べている際に、輸入食が多いということは実質水も輸入してることになるんじゃないかなと思いました。

何を言ってるんだ?って感じですよね(笑)

例えばお肉を売るためには牛や豚などに水を与えなきゃいけないですよね?野菜などを育てるのにも水が必要です。

それはどこの国でも共通なので、お肉を輸入する・小麦を輸入する・野菜を輸入するってことは実質水も輸入してる事になるっていう話です💡


そしてこれを調べてみると出てきました。

バーチャルウォーター」と呼ぶみたいです!

実際に輸入している食料を生産することになったらどれだけのお水が使われているのかを表すものです。

確かに日本ではお水は大切にってなっていますが、輸入してる=地球上の水を使ってる、って事になりますからね。

そう考えると日本は世界の水は大切に出来ていないのかもしれません😥


面白い記事を見つけたので紹介しますね。


輸入品のコーヒー豆を使用したコーヒーを毎日飲んだ場合どのくらいのバーチャルウォーターを使用するのかという話です。

一杯のコーヒーを作るのに必要な豆が10gだとすると、コーヒー豆10g作るのに必要な水は約210Lです。

それを365日飲むと、単純計算で7万6,650Lの海外の水を消費していることになります。

一般家庭のバスタブに入る水の量が200L程度なので、単純に考えれば一杯飲む毎に海外の水をバスタブに入る分使用している事になりますね。

凄いことです🧐



もう一つ。

朝に駅でうどんを食べてお昼に牛丼を一杯、食後にコーヒーを飲んで、夕食にスパゲッティを100g食べたとします。

小麦や牛丼、コーヒー豆が外国産となれば、1日で2,971Lの外国の水を使用した事になります。

バスタブの水を約15杯輸入しているのと変わらないんですね😭


もちろん決してこれがダメなわけではありません。

こうして飲食店は成り立っていますし、皆さんも美味しいご飯を食べることが出来ています。

ですが、バーチャルウォーターのことを知らなければ、世界の水を実は使っていたことに気が付くことも出来ませんよね。。

それでこの話をしました。

実際は調味料や油などもそうです😵

世界の水は有限ですからもちろん使った分は減っていきます。

日本で食べてる食材がそういった形で世界にダメージを与えているなんて中々知らないことなんですよね。

もちろん私も何も知りませんでした🌀


特にコーヒーやカカオなどは売れてる割には生産者の方は低賃金で働いています。

これをなくす動きが「フェアトレード」です。対価をきっちり払うということですね。 

近年では支払い能力の高い中国などに流れやすくなっています。

高く買ってくれる国に売るのは当たり前のことですよね。



こうなると日本の立場はすごく弱いんです。

支払い能力もそこまでなく、なのに食料自給率が低いっていうのは大きく深刻な問題です。

さらにバーチャルウォーターの使用率も高いとなってくれば日本は取引したくない国となってしまうわけですね😵

そうなると皆さんの食事にも大きく影響が出てきます。


日本がやらなければいけないことは輸入よりも食料自給率のUPが重要ということです。

円安でドルが高くなっている時は輸入品は高くつきます。

こんな時こそ食料が自国で賄えていれば問題は少なくて済むんですけどね。

本当に難しい問題です。。😓


先日、グアム旅行に行った友人が3万円の換金で180ドルぐらいだったと言っていました。

かなり厳しいですよね(笑)なんとなく3万円が1万8000円になっちゃった気分になりますよね、、

今は円安がどうにかなることを流れ星に願うばかりです💫(笑)


皆さんもぜひ「バーチャルウォーター」調べてみてください!

こんな問題があったのかと関心を持ってみるのはとてもいいことですよ🙂

水資源に興味を持つこともとても大切です🚿










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