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1月1日の能登半島地震から約一ヶ月が経過しました。現地ではまだまだ大変な復旧作業が行われています。
ですが、特に地震の被害もなかった私たちはいつも通りの日常がありその記憶が薄れてしまいます。もちろんそれはそれでいいと思います。
でも、どこか頭の片隅の記憶には今大変な思いをしてる方がいることを無くしてはいけません。
なのでこのブログをこのタイミングで書こうと思いました。
被害に遭われた方たちのためにも、今後また起こるであろう大地震に備えて。
実際に東日本大震災のことも13年近くたった今、だいぶ記憶の中では薄れてしまっていますよね。
東日本大震災の時は私はまだ小学四年生で家のトイレにいる時に地震が発生しました。家には誰もいなくて、冷蔵庫が開き棚からもたくさんの物が落ちてきて怖がっていたのを今でも覚えています。
母はすぐ帰ってきましたが父が都内から帰るのが大変で夜遅くに帰ってきた記憶も残っています。
震源地近くの方の恐怖心とは比べ物にならないとは思いますが、私自身もとても恐怖心を感じたんだと思います。
ニュースで見た津波の映像も小学生ながら言葉を失いました。こんなにも大きな波が起きることがあるのかと。
流されてる家や車。割れた道路などが今でも頭に浮かびます。
きっと皆さんも東日本大震災も能登半島地震もニュースの映像などが頭に浮かぶんではないでしょうか。
ここまで日本に衝撃を与えた自然災害、地震。
今回はその地震についてのブログになります。
忘れないためにも知識をつけるためにもぜひ今回のブログに目を通して見てください。
ここからはいつも通り知識をつけるための楽しいブログへ〜〜⭐️
ではまず地震の発生についてです。なぜ日本で地震が起きるのかをわかりやすく解説していきますね👌
地震の発生
地震は海底にあるプレートと呼ばれる板のような岩盤が、地球の運動によりひずみ、ずれることによって発生します。これは「プレート境界型」と呼ばれるものです。
他には内陸にある活断層と呼ばれる地面の裂け目が動いて起こる「活断層型」もあります。
プレートとは噴出されたマグマの固まったものです。🔥
では次になぜ日本で地震が起きるのかを見ていきましょう。
日本の地震
日本はユーラシアプレート・北アメリカプレート・太平洋プレート・フィリピン海プレートの四つのプレートの上に乗っており、そのうちのどれかがずれることによって発生します。
そのため世界的に見ても滅多にないほどの地震が発生しやすい国になっています。
さらに日本では海の地震・陸の地震の両方が発生します。
東日本大震災は海の地震です。海のプレートがずれて発生したものです。
陸の地震は活断層が原因で発生する地震です。阪神淡路大震災が陸の地震になります。直下型と呼ばれるものですね。
こちらの図がわかりやすいので貼っておきますね☀️
では地震のメカニズムを簡単にわかったところで次は津波です。
なぜあんなにも大きな海に急に大きな波が発生するのでしょうか。
津波の発生
海底の下の浅いところで大きな地震が起こると断層の運動により海底の地盤が隆起したり沈降したりします。
この海底の変形に伴って海面が変動し、まるで池に石を投げ入れた時のように波となって四方に広がっていきます。これが津波の発生です。
津波の伝わるスピードは海の深さにより異なり、海が深いほど速くなります。沖合ではジェット機並みの速さで、陸に近づいてから新幹線並みの速さで襲ってきます。
津波の高さは海岸付近の地形で大きく変化していきます。津波が陸地を駆け上がったり(遡上)、V字谷のような特殊な地形の場所では局地的に高くなる場合があります。
こちらもわかりやすい図を貼っておきます。
ここまで地震の発生と津波の発生について話してきました。ここからはこれから起こると言われている「首都直下型地震」と「南海トラフ沖地震」の話をしていこうと思います。
両方の地震ともかなり大きな被害が想定されているためニュースでも頻繁に取り扱われ、危険予測がたくさんの市や町でされていると思います。
「首都直下型地震」は30年以内に70%の確率で起こると言われています。
「南海トラフ沖地震」は2035年前後に起きると言われています。
ここまで細かい予測がされていることから危機感がとても伝わってきます。
では一つずつ分けて話を進めていきましょう。
「首都直下型地震」
内閣府の被害想定が出ています。
・揺れによる全壊家屋:約175000棟
・建物倒壊による死者:約11000人(最大)
・揺れによる建物被害に伴う要救助者:約72000人(最大)
・火災による焼失:約412000棟(最大)建物倒壊と合わせると約610000棟(最大)
・火災による死者:約16000人(最大)建物倒壊と合わせると約
23000人(最大)
これが現在出てる被害想定です。かなり大きい被害が出ることが想定されています。
令和3年の渋谷区の世帯数が約140000なので全壊家屋の数で渋谷の世帯が全てなくなると言えるほどのものです。そう考えるととんでもないことがわかりますよね。
インフラ・ライフラインでは次のように出ています。
・電力:発災直後は約5割の地域で停電。一週間以上の不安定な状況。
・通信:固定電話・携帯電話ともに9割の通話規制が一日以上継続。メールも遅配が生じる可能性も。
・上下水道:都区部で約5割が断水。約1割で下水道使用も出来ない。
・交通:地下鉄は一週間。私鉄、在来線は一ヶ月程度は開通までに時間を要する可能性も。
都区部の一般道は瓦礫による狭小、放置車両等の発生で深刻な交通麻痺の可能性も。
・燃料:油槽所や精油所において備蓄はあるものの、タンクローリーの不足・深刻な交通渋滞により、非常用発電用の重油を含め、軽油、ガソリン等の消費者への供給困難。
約95兆円の被害が出ると言われています😱
もしきた場合は普通の生活は出来なそうです。
ここまで見るだけで本当に危機感が高まりますね。これが30年以内に70%でくるというのがとても恐ろしいです🤢
では次は「南海トラフ沖地震」の話に移りましょう。
「南海トラフ沖地震」
細かい被害想定が見つからなかったので、首都直下型ほどは細かくかけませんが、いくつかは出てました。
・倒壊や津波による死者:約320000人
・倒壊や津波による怪我人:約620000人
・揺れや火災、津波による建物の全壊や焼失:約2380000棟
・避難者数:約9500000人
この数は本当に恐ろしいです。全壊や焼失が238万人はとてつもない数です。首都直下の約4倍の被害予想です。
首都直下型よりも範囲が広く、関東から九州を襲うとされているのでこの被害数になってしまうんですね😨
範囲が広いことから通常の地震よりも救助や支援なども遅れると思われます。
緊急セットを用意することが大切です。
皆さんは災害用シェルターを知っていますか。
シェルターとは緊急時に避難するための場所のことで、自分の身を守るために使用するものです。
火山の噴火や津波、洪水などから人々を守るシェルター「SAM」というものがあります。
素材は発泡スチロールでできていて、金額は99万8000円です。
ですが発泡スチロールだと噴火や火災から守れるのか不安になりますよね。これが大丈夫なんです。
アメリカの国防総省の建物の外装コーティングにも使われているポリウレアというコーティング材を使用しています。
これを発泡スチロールの上から吹きかけ、さらに砂袋を上に乗せることにより衝撃にも熱にも強いシェルターが出来上がっているんです。
燃えにくいだけで決して燃えないわけではないですが緊急シェルターとしては完璧な役割を果たしています。
水の上にも浮くことができて1人だと5cm、6人でも15cm〜20cmしか沈まないんです。津波が来ても安心っていうことですね。
椅子の下が格納庫になっていて、水や非常食・避難グッズなどを収納することができます。
テーブルと椅子を組み合わせることで、簡易ベットも作ることができます。エコノミー症候群にならないような工夫もしっかりとされています。
防災グッズも日本ではかなりの数が販売されています。ネットでもたくさんありますし、ホームセンターにもたくさん置いてあるので皆さんチェックですね😀
何かあっても大丈夫なようなグッズを揃えておきましょう〜〜🥳