水道の民営化って何??メリットデメリットは??

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10月に入り気温もかなり落ち着いて過ごしやすい毎日が続いていますね💫

10月といえば世の中で1番大きいイベントはやはりハロウィン🎃

でも海外ではかなり大きいイベントごとなのに、日本ではそんなに重要視はされてないです。日本ではクリスマスの方が大事にされてますよね!


確かにハロウィンといえば仮装。この仮装がすることに抵抗をしている方が多くいるイメージ。所詮若い子がやるイベントと日本ではなってます。

実際日本では毎年渋谷のハロウィンイベントで若者が大きく問題として取り上げられていますし、イメージが良くなく思えるのも当然のことです。


みんなが仮装しているせいか気持ちが大きくなってしまって、喧嘩をしてしまったり、何かを壊してしまったりとルールを守れないシーンがニュースでも報道されています。

韓国の梨泰院のハロウィンで死者が出てしまってから、日本でも規制が強化されました。あの梨泰院の事件はまさに悲劇です😥

せっかく楽しみにしているイベントで死者が出てしまうなんてあって良いはずがありません。

今年のハロウィンは皆さん十分に注意して楽しんでくださいね🙌


なぜハロウィンがあるのか皆さん知っていますか??

ハロウィンの発祥は2000年以上も前のこと。ヨーロッパの古代ケルト人が行っていた祭礼「サウィン」が起源だとされています。

「サウィン」は夏の終わりを意味し、秋の収穫を祝うとともに悪霊を追い払う宗教的な行事として始まりました。

悪霊と同じような格好をして仲間と思わせるようにすることから仮装は始まっています。

なので現代のようにキャラクターの格好などはただのコスプレですよね😆ハロウィンの意味とは全く違うものになってしまいましたね、、。


今年のハロウィンは何も問題なく皆さんが楽しめるのが1番です☝️ルールを守って楽しみましょう〜👏




では今回の本題に入っていきます👊

皆さんは水道の民営化って聞いたことありますか?あれ、今回のブログのテーマなんか難しそうだな。って感じですよね(笑)

たしかに政治的問題も少し混じってくるのでいつもよりは少し難しいかもしれません!ですが簡単に理解できるように説明していきます💫


まず水道の民営化ってなんだろう。ここから入っていきます。

水道は今までは国が管理しているのが当たり前のことでした。それが2018年の法改正によって民間事業者の参入ができるようになりました。

民間事業者がその地域の水道を管理することが水道の民営化です。

ですが民間企業が運営することでメリットデメリットが出てきます。そこにはしっかりとした理解が必要になります。


ではまずはメリットから見ていきましょう⭐️


水道民営化のメリット


その1.水道環境の改善

民営化によって、今までは手に回らなかった補修などが改善されていく可能性が高まります。

細かいところまで意見が通りやすくなりさまざまな改善の可能性があります。


その2.競争原理が働く

民営化によってさまざまな民間事業者の参入が考えられます。そうなることにより、今までは国のみだった為競争は起きませんでしたが、どこが1番良いのかと競争原理が働きます。向上が見込めます。


その3.利用者に選択権がある

様々な業者の参入は、反対に利用者にどの業者にするかの選択権が与えられることになります。これは価格で選ぶのか、信頼性で選ぶのかなど多方向の観点から選べるので、大きなメリットと言えます。


その4.キャンペーンなどを打ち出せる

国が管理している以上はキャンペーンはありませんでしたが、民間事業者であれば価格のキャンペーンなどが行えます。契約したら⚪︎⚪︎プレゼント!みたいなこともできるので、競争率も激しくなり価格競争も生まれます。



今までは国の一括管理の為、競争は起きませんでした。民営化になれば競争は起き、利用者側にも大きなメリットは存在します。もちろん自治体にも大きなメリットはあります。運営権の売却などで資産を得ることも可能になります🙌

水道の活用の幅が増えるってことですね!


では反対にどのようなデメリットが存在しているんでしょうか。

良いことばかりではありません。デメリットも見ていきましょう。


水道民営化のデメリット


その1.料金の変動リスク

国が管理している間は基本水道料金などは一定でした。ですが民営化になると料金の変動リスクがあります。

一定の金額にならない可能性があるのは利用者にとっては不安なことですよね。


その2.利用期間などの規定

民間事業者はビジネスとして水道に参入します。その為、最低契約期間の規定があったり、解約料金の発生などがあり得ます。ウォーターサーバーなどをイメージするとわかりやすいかもしれませんね。


その3.経営破綻の可能性

民間事業者ということは会社です。経営が回らなくなればもちろん破綻します。破綻する=契約先が潰れるということです。そう考えると民営化には安定感が薄いですよね。国が破綻するリスクの方が少ないのはもちろんのことなので。。



リスクが大きいことがわかりますよね。これが中々民営化が進まない理由の一つでもあります。



海外では民営化をしている事例が多くあります。ですが失敗の数も多く、そのほとんどが料金が急激に高騰したり、水質が悪化してしまったりです。そのまま経営破綻してしまう場合もあります。

やはり水道の水質維持や料金の維持はとても大変なことです。確かに国でも水質管理ができないのに民間業者が水質を管理するなんてかなり難しいことですよね(笑)


日本では法改正されたのがつい最近の出来事なので、まだほとんどが民営化はされていません。

ですが宮城県では2022年の4月から民間企業が主体となった運営になり、日本で初めての民営化の事例ができました。

難しい問題としては民営化されると設備の予算や施設の予算などは一部的にしか報告されなくなります。不透明になりやすいんですね。

その為、市民の声・県民の声は通りにくくなる恐れもあります。

大きな事故が発生した時にも、対応が民間になるので責任が大きく民間企業だけでは背負いきれないというリスクもあります。


正直まだ確実に成功しているとは言えません。

その為、ある程度の期間を設けて試験的期間がないとわからないですよね。

なので、一概に民営化が悪いとも良いとも言えません😑

海外の実績だけ見るとあまり良くはないのかなとは思いますけどね、、。。



皆さんも普段から使う大切な水道なので、しっかりと水道の政治的な観点にも注目して意見を話していくことが大切です。

民営化問題にも少し目を向けてみましょう👊

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